管理者コース

職場内の安全運転管理をする立場の方(安全運転管理者)が、業務車両運転者を指導するにあたり、必要な知識と技能を習得するコースです。

コースの目標

  • ・安全運転管理者自身が適切な安全運転を行なえるように指導します。
  • ・適切な安全運転行動の理解を深めます。
  • ・業務運転者に適切な指摘、アドバイスが行えるよう指導します。

基本プラン(所要時間:6時間)

1.車両乗車前の準備

  • ・日常点検及びストレッチ体操を実施し、「運転前の準備」の必要性を理解します。
  • ・運転姿勢の重要性体験指導を行います。

2.運転行動の確認

  • ・校内コースを走行し、車両感覚や基本操作の確認を行ないます。
  • ・公道を走行し、道路状況や交通参加者に対しての操作と対応、危険予測が適切に実行できてるかを確認します。
  • ※公道での走行は、オブジェシステムを活用します。

3.ディスカッション

  • ・普段から心掛けている安全運転とインストラクターの観察及びオブジェによる診断結果を基に、模範運転を行なう上での注意点や意識すべき事柄について話し合います。

4.運転教育

  • ・コメンタリードライブを行い、運転しながら重要な潜在的危険や注意すべき運転行動について再確認を図ります。
  • ・運転で必要な車両感覚や死角等を指導します。

5.座学

  • ・交通事故はなぜ起こるのか、安全運転管理者としての心構えについて説明します。

6.模擬添乗指導

  • ・インストラクターが運転する作為による危険行動を正しく観察することができるかをチェックし管理者としての観察力を高めていきます。

7.これからの安全運転管理について

  • ・必要な交通法規の再認識と安全運転管理者としての心構えを自覚し、業務運転者に適切な指摘やアドバイスが行なえるよう実践していただきます。